カウンセライター沙良の綴方

カウンセラー(公認心理師)でライターの沙良が、仕事や日常のことを徒然に書き綴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ニュースのハシゴ

もう結果を知っているのに TVのスポーツニュースや、ネットのスポーツ記事をハシゴして 視聴、閲覧、すること、ないだろうか。 ふだんはちがっても、 サッカーやラグビーやプロ野球などで 大きな試合があると ついつい、結果を知るだけでなく、各社の報道を…

ルーティン化のチカラ

散らかった部屋 モノが溢れる 部屋は、その人の頭の中 デスクの上や、お部屋の中が、片付いていないと あなたの頭の中も、ゴチャゴチャしていませんか? と 世のお片付け本やら何やらで、言われる たしかに、とも思う 同時に、そうかな、とも思う ↑ お借りし…

誕生日

誕生日は、特別な日だ。 新しい一年の始まりをお祝いする。 今日まで元気に生きてこられた。 これからも、素敵な毎日でありますように。 感謝と、祈願と。 そして、命を思う。 「今日」があるのは、命があるから。 その命は、両親から。 両親の命は、そのま…

いちご大福を英語で

息子氏は、今年から英語を習っている。 週に一度、NY出身の先生が来てくれるのが楽しみでならないらしい。 それほど単語やフレーズを知っているわけではないはず。 だけど、先生と話ができている模様。 コミュニケーションを楽しみながら 英語を使えるように…

「たいせつ」にふれる

いま、感情が、動いた。 伝わるのだ。 心の振動数が上がった。 姿勢が前のめりになってきているのが 声から伝わってくる。 ああ、いま 「たいせつ」を話してくださっているのだな。 分かち合ってくださるのが 本当に嬉しい。 コーチングやカウンセリングのセ…

ジブンシダイ

自分次第なのだ。なにごとも。 人のせいにできないのは、辛い。 うまくいったら、ドヤーって気持ちを味わえるけど うまくいかなかったら、自分を否定されたくらいに打ちのめされる。 自分は、悪くない。 自分は、○○のとおりにしただけ。 悪いのは、○○なのだ…

串に刺さった干し柿に仰天した話

飾りには、それぞれ意味がある。 そうと知っていても、見慣れないものは、 「なんでこんなことしてるの?」と、つい思ってしまう。 大阪の、あるお宅にうかがって 玄関先に飾られた鏡餅を見て、目を疑った。 鏡餅の飾りに、干し柿がぶっ刺さっているのだ。 ↓…

買わずにいられなくなる仕掛け

なるほど、買いたくなるわけだ。とても納得。 先日発売された、スーパーマリオの新作。 発売日から、怒涛の勢いでYouTubeのゲーム実況動画が上がり それを見た子どもたちは(何なら、親たちも)興味をさらに大きくして 「やってみたいな」 という気持ちでい…

「ない」ことに、していないだろうか?

なにかにチャレンジしようと思ったときに しばしば顕れる「ない」 よく聞くのは 「お金がない」 「時間がない」 「自信がない」 だから でき「ない」 わから「ない」 で やら「ない」 自重が必要な時期もある。 準備をしつつ、機が熟したときに 一気に取り組…

語りには生き様が垣間見える

著者さんへのインタビュー音声を聞くたび、いつも思う。 「語り」=「人」だな、と。 経営者さんが、自社の商品やサービスについて語る場面でも 語りに、その人が垣間見えるのだ。 「何を」「どのように」話すかも、重要だ。 けれど、それと同じか、それ以上…

豊かに生きる

子どもたちを見ていると 本当に、よく笑う。 もちろん、 すねたり、怒ったり、泣きわめいたりするときもある。 どの感情のときも 実に力強い。 体はオトナよりも遥かに小さいのに 声が響く 瞬間、瞬間の、感情を 素直に表現して 生きている なんと豊かなのだ…

成功した喜びが味わえるのは、「こわくても、やってみた」から

我が家の息子氏が、とあるトライアル試験を受けてきた。 結果は当日ではなく、後日に改めて連絡とのこと。 本番でも緊張したが、結果を待つ今も「落ち着かない…」と、ずっとそわそわしている。 「受かっているといいね」 「うん、受かりたい」 トライアルに…

文章は人

文章って、不思議だ。 直接会ったことがなくても、その文章を書いたのはどんな人か なんとなく伝わってくる。 事実を淡々と、客観的に記したような報道記事でも 同じ事件の伝え方が報道機関や記者によって異なるように 伝え方が変わると、 「伝えたかったこ…

健康第一

どれだけがんばりたくても がんばれるだけの体力や気力がないことには むずかしい。 健康第一。 そうなのだ。それはわかっているのだ。 でも、「わかっちゃいるけど…」なのだ。 無理してでも、やってしまうのだ。 「休めない」って、日本人あるあるだと思う…

つかれたな、と感じるときは

つかれたときは、休む。 もちろん、そうするのが良いと たぶん多くの人が知っている。 けど、「そうはいっても…」と 休めずにがんばっている人は、多い。 だって、そうそう休んではいられないから。 代わりはいくらでもいる、とか言うけれど 自分以外には「…

自分一人では抱えきれなくなったときには

しんどいときは、たよっていい。 弱音吐いてもいいし 助けて、って言っていい。 なんでも自分でできないと、 そのくらい、自分でなんとかしなきゃ、 そう思いがちだし 実際、そう要求されることはあるけれど それができないときも、ある。 もちろん、なんと…

闇を抜け出すには

闇は、真っ暗。なにも見えないように思える。 だからこそ、光が差し込むところがハッキリとわかる。 すこしずつ、すこしずつ 安全を確かめながら できる歩幅で、光に近づいていこう。 いつか来る(かもしれない)朝を待つのもいいけれど その「いつか」は来…

先の見えない世の中だからこそ、心豊かにすごそう

ニュースを見ていると、なんだか鬱々とした気持ちにならないだろうか。 気分が暗くなるような報道ばかりで、 感染症だの、増税だの、世界情勢だの、 「先」を思うと、不安と憂いの感情に覆われそうになる。 だからこそ。 自分の心にだけは、光をともしておき…

つらいときには。

つい、我慢してしまっていないだろうか? ほかの人と比べたら「まだまだ…」 自分にできることを思えば「まだまだ…」 ほんとうは辛いと感じているのに その辛さを見ないように、「ない」ことにして 頑張りつづけてしまっていないだろうか? だれかをケアした…

お金で時間を買う

自分の時間の価値は、どのくらいか。考えたことはあるだろうか。 時給が一番わかりやすいかもしれないけれど、お仕事以外の時間にも、当然「価値」がある。 自分の人生、毎日のくらし、その時間に価値がどれだけあると捉えているだろうか。 お金で時間を買う…

ありがとう。あなたが生きていてくれることが、こんなにも嬉しい。

朝から、涙が出そうなほどに嬉しいことがあった。 かつてご縁をいただいた方が、今もお元気にしてらっしゃる。 それが本当にうれしかったのだ。 お辛い体験をされ、死にたいと言っておられた。 笑顔を取り戻されたけれど、その後どうしておられるのか、気に…

対談で録音された音声が聞き取れない問題

インタビューや対談を記事にするとき 録音した音声をもとに書いていくのだが ときどき、困ることがある。 声が聞き取れないことがあるのだ。 依頼されたお仕事で、現場でどのように録音されたのかはわからないのだが 声の入り方の感じからすると、ICレコーダ…

雨の日の心理学

心のケア 最近、なにかあると しきりに言われる、コレ。 大切なことは、わかる。 必要そうだし、たぶん自分が当事者だったら必要。 でも、 「ケア」って、なに? 「心のケア」って、なに? この問いに、明確な答えをもっている人は どれだけいるのだろうか。…

怒りの衝動で爆発しそうなとき

このご時世だから、だけではないだろうけれど 理不尽だな…と感じる機会が多い気がする。 それは私に限らないようだ。 周りを見ても、イライラしている人、なかには激昂している人も しばしば目にする。 怒りは「アクションシグナル」のひとつ。 「アクション…

ことばが変わると自分も変わる

ことばは、内面の現れ。 内面が変われば、使う言葉も変わるし 言葉を変えることで、内面も変わる。 「言葉遣いを意図的に変える」取り組みをして 実際に自身の内面を変えた人を知っている。 わたしの友人なのだが、はじめは慣れずに しゃべるのに苦労してい…

ひとはかがみ

ひとはかがみ …と、言う。 かがみ 「が(我)」を取ると「かみ(神)」になる。 かがみの中に、「われ(我)」と「かみ(神)」が見える。 人に向けて放ったものは 鏡に姿を映すように 光が跳ね返って照らすように 自分に跳ね返ってくる。 人に言っていなが…

「最後だとわかっていたなら」

先日の夜のこと。 子どもが交通事故に遭った夢を見た。 なぜかそれが夢だとわかっていた。 でも、それがわかっていながら 衝撃的なシーンを目撃し、激しく動揺するのを感じた。 夢だとわかっているはずなのに 心が押しつぶされそうになって涙が止まらなかっ…

先が見通せない「不確かな世界」だからこそ

批判的精神。 「批判」とあると、つい非難とかディスるとか 相手を否定するようなニュアンスに感じられるかもしれない。 けれど、ここでいう「批判」は、 何かに対して、異を強く唱える、という類のものではない。 十分に吟味し、 より多面的・多角的に捉え…

モノゴトは言い表す様になってゆく

モノゴトには、自分が意識を向けている側面が反映される。 自分が思っている、その「モノゴト」は、 自分がそのように思っているだけで ほかの人には、また別の見え方をしているのかもしれない。 モノゴト自体は変わらなくても。 見る角度を変えたり 捉える…

ことばが、世界を創る

「何か」を変えたければ その「何か」を、別の言い方で表してみよう どう言うか それは、その「何か」を 自分はどう捉えたか、どう捉えているか その、反映。 ゆえに、言い方を変えれば その「何か」自体は変わらなくても 自分という世界のなかでは また別の…