「たいせつ」にふれる
いま、感情が、動いた。
伝わるのだ。
心の振動数が上がった。
姿勢が前のめりになってきているのが
声から伝わってくる。
ああ、いま
「たいせつ」を話してくださっているのだな。
分かち合ってくださるのが
本当に嬉しい。
コーチングやカウンセリングのセッションで
ご相談者さんのお話をうかがっているとき
インタビューで著者さんのお話をうかがっているとき
声が変わる瞬間がある。
おそらく、ご本人は気づいておられないだろう。
けれど、溢れ出てくるのだ。
自分の「たいせつ」にふれる
いきいきと没頭する
こころがよろこんでいる
それが、伝わってくる。
コーチ/カウンセラーとして
ライターとして
立場はその時々で違えど
ご相談者さんや
著者さんの
「たいせつ」を共有いただける
ありがたい
ご時世柄か
自分の「たいせつ」をたいせつに扱えない
むしろ、体面的に、ないがしろにせざるを得ない事例を
多く耳にする。
そんなの、つらい。つらすぎる。
「たいせつ」を、たいせつにする
「たいせつ」を、たいせつにできるよう、ささえる
そういう選択をしていけると、素敵よね。
お互いに。
そのための一歩。
まずは、自分から。