カウンセライター沙良の綴方

カウンセラー(公認心理師)でライターの沙良が、仕事や日常のことを徒然に書き綴ります。

ニュースのハシゴ

 

もう結果を知っているのに

TVのスポーツニュースや、ネットのスポーツ記事をハシゴして

視聴、閲覧、すること、ないだろうか。

 

ふだんはちがっても、

サッカーやラグビープロ野球などで

大きな試合があると

ついつい、結果を知るだけでなく、各社の報道を見に行ってしまう。

そういう人は、きっと少なからずいることだろう。

 

ほかならぬ、わたしも

そうだ。

 

 

興味深いのは

同じ試合

同じ人物を取り上げているのに

伝え方が同じでないこと。

 

同じ人物の

同じインタビューなのに

特に、文字になると

「ちがう」のだ。

 

言っている内容、趣旨は

そう変わらないかもだけど

違った印象を受けることさえ、ある。

 

 

だから

 

ひとつだけを見て

それが「リアル」だと受け取るのは

ちょっと(どころでなく)アブナイかもしれない。

 

 

 

 

 

 

いくつもの情報を取りに行って

いろんな角度から知ろうとして

 

できれば「伝えられたこと」だけでなく

元の情報…一次情報にまで遡って

自分の五感でも、その情報を直接取るようにする。

 

 

 

伝えられた情報には

どうして、そのように伝えたのか

伝え手の意図が加わる。

どうしても、影響がおよんでしまう。

 

伝え方で

受け取り手の意識に、影響を及ぼすことだって

不可能ではないのだ。     (その最たるものが、広告よね。)

 

 

 

歴史的勝利を、あちらでも、こちらでも

視聴して、堪能したい

 

そういうハシゴも楽しいけど

 

 

それとはまた違った角度からの

報道のハシゴ

情報収集のハシゴ

も、大事なこと。

 

 

ライター目線で

「このインタビューが、こう報じられるんだ…」

と、別の楽しみ方もしている。