カウンセライター沙良の綴方

カウンセラー(公認心理師)でライターの沙良が、仕事や日常のことを徒然に書き綴ります。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ことばが変わると自分も変わる

ことばは、内面の現れ。 内面が変われば、使う言葉も変わるし 言葉を変えることで、内面も変わる。 「言葉遣いを意図的に変える」取り組みをして 実際に自身の内面を変えた人を知っている。 わたしの友人なのだが、はじめは慣れずに しゃべるのに苦労してい…

ひとはかがみ

ひとはかがみ …と、言う。 かがみ 「が(我)」を取ると「かみ(神)」になる。 かがみの中に、「われ(我)」と「かみ(神)」が見える。 人に向けて放ったものは 鏡に姿を映すように 光が跳ね返って照らすように 自分に跳ね返ってくる。 人に言っていなが…

「最後だとわかっていたなら」

先日の夜のこと。 子どもが交通事故に遭った夢を見た。 なぜかそれが夢だとわかっていた。 でも、それがわかっていながら 衝撃的なシーンを目撃し、激しく動揺するのを感じた。 夢だとわかっているはずなのに 心が押しつぶされそうになって涙が止まらなかっ…

先が見通せない「不確かな世界」だからこそ

批判的精神。 「批判」とあると、つい非難とかディスるとか 相手を否定するようなニュアンスに感じられるかもしれない。 けれど、ここでいう「批判」は、 何かに対して、異を強く唱える、という類のものではない。 十分に吟味し、 より多面的・多角的に捉え…

モノゴトは言い表す様になってゆく

モノゴトには、自分が意識を向けている側面が反映される。 自分が思っている、その「モノゴト」は、 自分がそのように思っているだけで ほかの人には、また別の見え方をしているのかもしれない。 モノゴト自体は変わらなくても。 見る角度を変えたり 捉える…

ことばが、世界を創る

「何か」を変えたければ その「何か」を、別の言い方で表してみよう どう言うか それは、その「何か」を 自分はどう捉えたか、どう捉えているか その、反映。 ゆえに、言い方を変えれば その「何か」自体は変わらなくても 自分という世界のなかでは また別の…